'07.10.04 |
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『フレーム オブ マインド』の感想等をダラダラと。 |
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念のため、もう一度。 |
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一絵 |
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トラウマリプレイ。 一絵さんには、『一年間、本当によく頑張ったで賞』を上げたい。 |
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桂 |
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登場人物ではなく、リリアンという特殊な環境における平均を表す記号だと認識していたので、
奥行きを感じさせるマイノリティな発言に驚かされました。 思ったより祐巳や蔦子さんとの仲も深いようで、俄然、気になります。
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繭+ちさと |
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この本で一番すきな話。 山百合会には、優しすぎたり神経質だったりする所為か、問題を自分の中で膨らませてしまう人間が多いので、こういうアクティブな空回りが新鮮でした。 繭とちさとの心情が重なるところがまた。 |
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克美 |
『枯れ木に芽吹き』
自分の中の『きょうだいってこんな感じ』に近すぎて、内藤姉妹の距離感には固唾を呑まされます。福沢姉弟のファンタジックな関係とは全く違った面白さ。 克美さんの挿絵が無くて残念でした。今後も無さそう。 |
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江利子 |
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本音を溜め込まない正直者二人は、姉妹になる時にも波乱はなし。 ベストスールすぎる故にスポットライトが当たらないパターンかー…。 |
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寛美 |
『不器用姫』
「落ち込まないで」と声を掛けることすら躊躇われる空回り。
この話に限らず『フレーム オブ マインド』は、幸せな本編ありき(←重要)で、結末が読めない緊迫感が面白かったです。
また、この三歩下がって二歩進む切ない短編集があるから、
次巻で瞳子が祐巳の妹になる帰結が当然だけど当然ではないと思えました。 |
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可南子 |
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丸い可南子と四角い可南子。 瞳子の生い立ちが衝撃的に明かされたことで、瞳子と可南子が一緒に剣道の試合を観るような仲になるまでの経緯を書く条件がクリアされたのでは。 という憶測は裏切られましたが、これはこれで! |
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真美 |
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新聞は、読者あってのものよ。 入部したばかりの一年生にまで浸透する強い方向性を伴った活動。侮り難し新聞部。
彼女等のやっていることもまた、妖精っぽい。と思いました。 |
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水奏+a |
『ドッペルかいだん』
お話の仕掛けよりも、夜の学校での不思議な出会いが醸し出す空気が楽しかったです。 |
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笙子 |
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文字だけで興奮出来るとは…。 見事なり! |
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蔦子 |
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天井知らずのカッコ良さ。 聖さまや柏木さんのような幼い頑なさも持っていないようで、全く隙が見当たりません。そろそろ、その高校生とは思えない精神の背景を明かして欲しいなぁ、と思いました。以上。 |
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オマケ |
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